我が家の庭は、自慢できる広さがあります。
それを売ったりするつもりは少しもありません。
田舎であり、金額的に価値は殆どないでしょう。
しかし、先祖からの預かり物なのです。この贈り物を、大切に扱っているのですが、昔は庭師の方にお願いしておりました。しかし、一度頼む度に、四万円程の金額が必要になります。しかも、いつ来られるか、分からないという状況でありましたので、ある年に、庭師に頼らず、自分で造れる庭に改造しようと決めました。
必要ない木は売り払い、買い手のつかない木はのこぎりで切り倒しました。
そして、今、私と主人、二人で手入れできる庭が完成したのです。
花壇には、季節の花を植え、日陰では、クリスマスローズがつぼみを膨らませています。休日には、芝生の手入れ、落ち葉掃除など、庭仕事に精を出す主人。庭がある生活は、元気がでるのです。日差しが良く入る場所なので、鳥たちも赤い実や黄色い実をついばみにやってきます。ヒヨドリはキンカンの美味しさに気づいたようです。